やんちゃ男児のランドセルの選び方

本記事はPRを含みます

最近は年長さんになると、「ラン活」と言われるようにランドセル選びに頭を悩まされますよね。
年長になったばかりなのに、4月ごろから資料請求に始まり、ゴールデンウィークには試着しにショッピングモールや百貨店を回ったりしている方も多いのではないでしょうか。
某有名ランドセルメーカーのアンケート調査でも、
4月から8月の時期に購入する人の割合は全体の6割ほどだそうです。

しかし、数あるランドセルメーカーから子供にあったランドセルを見つけるのも大変ですよね。
どんな基準で選べばいいの?
どんなところに注意しないといけないの?
おすすめのメーカーは?
などなど、、

そこで、私のラン活実体験を元に、やんちゃな男児のランドセルの選び方について情報をまとめました。
正直、心配性な私はラン活も早い段階からしていたのですが、情報がありすぎるが故に右往左往していました。
自分たちのエゴと子供の好みが必ずしも一致しません。
子供のために買うものですし、同じ高いお金を払うんだったら丈夫で大事に使ってくれるものがいい。
そう思いますよね。
そして、やんちゃな男児をお子さんのパパママ必見!
番人向けのランドセル選びではなく、やんちゃ男児にフォーカスしたランドセル選びをしています。


あくまで私の経験を元に考えていることも多いですが、
自分がもっと早く知りたかったこと、お得な情報をまとめています。
よかったら最後までご覧になってください。
少しでもランドセル選びの参考になれば嬉しいです。

やんちゃ男児のランドセルの選び方

1、まずはランドセルの種類を知ろう

 ・素材


素材は大きく分けて、2つ。
本革(天然皮革)人工皮革があります。
本革   牛皮・コードバン
人工皮革 代表的なクラリーノ・コードレ・タフガード・アンジュルームなど

本革と人工皮皮の特徴を比べてみました
  

本革人工皮革
耐久性人工皮革より丈夫本革には劣る
耐傷性傷がついても目立ちにくいとても傷が目立ちにくい
耐水性
お手入れ
撥水加工はされているが、
水で濡れた際にはすぐに拭き取るなどのお手入れが必要
また、専用のオイルやクリーナーでのお手入れも必須
とても耐水性に優れていて、お手入れも水拭きができるので綺麗な状態をキープしやすい
重さ1300〜1400g前後1000〜1200g前後
価格平均6〜10万円越え平均3〜6万円
見た目使いこむと風合いが出て経年変化を楽しめる。本革独特の高級感があるデザインが豊富でカラーの選択肢も多い。上品な質感は本革には劣るが、傷が目立ちにくく綺麗な状態をキープできる


一昔前は本革が主流でしたが、老舗メーカーセイバンの調査によると、
76.6%の人が人工皮革を選んでいます。

どちらにも、メリットデメリットがあるので、お子さんのことや家庭によって優先されることはそれぞれ違ってくると思います。

・メーカー


ランドセルメーカーは国内に130社を超えます。
これだけあると、どこでランドセルを買えばいいかわかりませんよね。
全部のメーカーを調べて、自分の子供にあったランドセルを見つけるなんて、、正直できません。
数あるメーカーから、この中から選べば間違いなし!という主要メーカーをご紹介します。
  


   大手メーカー
    セイバン(天使のはね)

    ハシモトBaggage(フィットちゃん)

    協和(ふわりぃ)

    羅羅屋(ララちゃん)
    
   工房系
    土屋鞄

    池田屋

    中村鞄

    黒川鞄
     
   流通系メーカー
    イオン・トップバリュ(かるすぽ)

    ニトリ

    高島屋

    三越伊勢丹
    

   その他ブランドコラボ
    PUMA

adidas

converse

各公式ホームページに行けれるようになっています。
ブランドコラボのメーカーはセイバン等のページになります。
上記のメーカーは本の一部に過ぎませんが、この中から選ぶというだけでも、大変な労力です。

それに、正直、王手メーカー?工房系?流通系?なんて言われても、ピンとこない人もいると思います。
ざっくり私のイメージでは、


王手メーカー・・・とにかく老舗の安心感。機能性もデザインも豊富。保証も充実。
工房系・・・こだわり系。自然派。おしゃれで人とは違うものを持ちたい。
流通系・・・価格はお手頃。カラーバリエーションも豊富。試着店舗が多い。親やすい。
ブランドコラボ・・・少し値段は上がるけど、ブランドにこだわりがある。


こんな感じです。

どのメーカーも一長一短あります。このメーカーが1番!なんて言い切れませんし、
お子さんやご家庭によって重視する点は違ってくると思います。

そこで、選ぶ際に基準を設けると、ランドセル選びがグッと楽になります。
参考程度ですが、次は我が家のランドセルの選ぶ基準をご紹介します。

2、やんちゃ男児のランドセルを選ぶ基準

・丈夫さ


やんちゃ男子には必須ではないでしょうか。
ランドセルとはいえ、子供にとったら荷物を入れる鞄の1つです。
やんちゃ男子にとったらただの荷物入れる鞄なんです。
親心としては、高いものなんだから、もっと大事に使ってほしい!と思いますが、
残念ながらやんちゃ男子たちは関係なし。
道に引きずってみたり、蹴ったり、叩いたり、時には椅子がわりにしたり、、、
結構ランドセルって乱暴に扱われることが多かったりします。
なので、丈夫さ、耐久性は高い方がいいですよね。
   

我が家の場合


 我が家も耐久性をかなり気にしていました。
 そこで、耐久性が優れている本革をメインに探していました。
 デザインもシンプルですし、本革の風合いが6年使っていくにつれて変化する風合いも
 良さそうだなっとかなり本革に気持ちが揺れていました。
 しかし、、、、庶民にはやはり値段が高すぎました。
 使い勝手の面でも、人工皮革の方が自分たちに合っていると思いました。
 本革は耐久性に優れているとはいえ、水には弱く、傘をさしてもランドセルは
 必ず濡れて帰ってくる息子を想像し、手入れの手間を考えました。
 親の方が神経質になり、子供よりランドセルばかりに

 気が取られてしまいそうな予感がしてしまいました。
 あくまでランドセルは子供の小学生生活の相棒。
 風合いや高級感を気にするのは大人のエゴでもあるかもと気づきました。
 なので、素材は人工皮革に決定!
 人工皮革にも様々な種類があることを知り、その中で耐久性に優れたものを選ぶことにしました!

・人工皮革の種類


  一言に人工皮革といっても様々な種類があります。
  クラレが製造する代表的なクラリーノという素材も、下記のように2020年現在6種類があります。

種類特徴評価
クラリーノ®︎一番軽いロングセラー風合い ⭐️⭐️
軽さ  ⭐️⭐️⭐️
耐傷  ⭐️
クラリーノ®︎リピュート®︎しなやかさと高級感を兼ね備えたメタリック調素材風合い ⭐️⭐️⭐️
軽さ  ⭐️⭐️
耐傷  ⭐️
クラリーノ®︎エフ軽くてしなやかなベストセラー同上
クラリーノ®︎レミニカ表面が強い丈夫なタイプ
表面がウレタン層になっている
風合い ⭐️⭐️
軽さ  ⭐️
耐傷  ⭐️⭐️
クラリーノ®︎タフロック®︎ハードな傷に強い最も丈夫なシリーズ
レミニカよりもさらに傷がつきにくい
風合い ⭐️
軽さ  ⭐️
耐傷  ⭐️⭐️⭐️
クラリーノ®︎タフロック®︎NEOハードな傷強い最も丈夫なシリーズ
タフなのにしなやかな風合いも兼ね備えた2020年新作
風合い ⭐️⭐️⭐️
軽さ  ⭐️⭐️
耐傷  ⭐️⭐️⭐️
                                                     参考 クラリーノタウン

使用メーカー:フィットちゃん、天使のはね、イオンかるすぽ、他多数 約70%を占める

その他にも、
 コードレ®︎
  製造:帝人コードレ株式会社
  使用メーカー:羽倉ランドセル

 公式ページより

人工皮革は基材となる不織布に、ポリウレタン樹脂などを含侵・コーティングすることで製造されます。「コードレ®」の人工皮革は糸の一本一本が3次元的に絡みあった、天然皮革の組織構成と極めて近似した構造を持ちます。表面を構成するポリウレタンの加工技術と組み合わせることで、天然皮革が持つ触感・風合い・質感を高度に再現しています。これまで天然皮革でなければユーザーの品質を満足させることが難しいと言われていた、サッカースパイク・バスケットボール・サッカーボール・ランドセル・紳士靴などに採用されており、高品質な製品を安定供給することで様々な業界で高い信頼を獲得しています。

引用元 帝人コードレ株式会社

タフガード
 製造:帝人コードレ株式会社
 使用メーカー:ニトリ萬勇鞄

特徴
  2011年にニトリと共同開発
  タフガートにも4種類ある。

  1. タフガード:キズに強く丈夫な生地
  2. タフガードライト:タフガードの生地自体の重量を10%軽量化
  3. タフガードDX:タフガードをベースにパール加工と撥水加工を追加
  4. タフガードDXライト:タフガードライトをベースにパール加工と撥水加工を追加

アンジュルーム
  製造:株式会社セイバン
  使用メーカー:天使のはね(セイバン)

  特徴:セイバンがオリジナルで独自開発した素材
     落ち着いたマット調の表面仕上げで本革のような風合い
     擦ったり引っかいたりしてキズがつきにくい、耐久性に優れた素材
  詳しくはこちら

・軽すぎない


 最近のランドセルは軽さを重視している傾向にあります。
 本革が少し重いのに対し、軽くて背負いやすいランドセルの需要が高いこともわかります。
 確かに、体が小さめのお子さんには、重たいランドセルでの毎日の通学は大変そう。
 そんな親心もわかります。
 実際に、各メーカー軽量モデルがあり、990gの軽さのものまであります。
 1kgのランドセルにたくさんの教科書や水筒、筆箱などを毎日持ち運ぶわけですから、100gでも軽いほう
 がいいって思いますよね。
 でも、そこが落とし穴だったりします。
 軽いのにも理由があるんです。
 それは各メーカーによって軽量方法はちがいますが、大抵は標準モデルよりも耐久性は劣ってしまいます。
 サイドの布が少し薄めにしてあったり、プラスチック素材を使っていたり。
 なので、耐久性を求めている方には、軽さはそこまで重視する問題ではないと思います。
 100gほど軽いと言っても教科書1冊分の重さほどです。
 その差をどう捉えるかだと思います

 我が家の場合
  何社かのランドセルを試着させていただいた時、正直標準モデルと軽量モデルの重さの差は
  思った程分かりませんでした。
  『確かに軽いかもー』くらいでした。
  そして、軽量モデルが故にクッション性が劣っていたり、機能面で気になるところが多く
  あり、我が家の候補からは外れました。

 ・6年修理保証がついているか

  これは最近のどのメーカーでもついていることが大抵です。
  やんちゃ男児には、壊れることを前提に考えていた方が安心ですよね。

 ・ぴったりと背負いやすいか

出典 セイバン

これは王手メーカーははかなり細部にまでこだわって作られています。
主な機能としては
 ・肩ベルトの付け根部分
 ・チルトプレート
 ・S字ベルト
 ・肩ベルトの留め具のひねり
 ・下ベルトに形状保持プレートを内蔵。ひねりを自在に調節でき、常にわき腹に沿って密着

 などなど。

 やんちゃ男児たちは、ランドセルを背負っても激しく動き回ることが予想できます。
 そんな激しい動きでも、ランドセルが体にフィットしているだけで体への負担も軽減されますし、
 姿勢も維持されます。
 しかし、様々なぴったり設計がされたランドセルでも、すべてのお子さんにぴったり合うわけではありません。
 可能な限り、1度試着して背負い心地を確認することは必須だと思います。

・背中のクッション クッション性、耐久性、通気性

 やんちゃ男児たちは、とにかく動き回ります。動くと汗をかきますよね。
 ランドセルと背負っていると、1番汗をかきやすいのは、密着している背中部分です。
 なので、背中のクッションは結構大事なポイントだったりします。

 体の負担を軽減してくれるクッション性も大事ですが、
 私は耐久性と通気性に着目しました。
 クッションの形状によっては、体にフィットするものや、あえて背中との隙間を作り、
 通気性を高めるものもあります。また、フィット性と通気性を両立するものも出てきました。
 そして、素材も天然皮革は肌触りが良いですし、人工皮革は撥水性が高くお手入れもしやすいです。
   
 クッションの通気性を重視した素材  ブレスレザー®︎やエアーフレッシュ、エアリー
                   通気性だけでなく透湿性も良く、撥水加工や抗菌・防臭加工も。

 ちなみに、背中の汗が特に気になる場合は、メッシュ素材の「洗える背当てパッド」というものあります。
 入学準備の際に、買っておくのもいいと思います。
   
 

3、おすすめのメーカー


 上記の基準を踏まえてのおすすめのメーカー

 ・セイバン
 ・フィットちゃん

 言わずと知れた大手メーカーの2社になってしまいました。
 やはり大手は強いですね。
 ネットでの下調べをした段階では、イオンのかるすぽやニトリのランドセルもいいなと思っていました。
 もちろんイオンやニトリが悪いわけではありませんが、
 やんちゃな我が息子には耐久性が耐えれるかな?といった不安が拭えなかったので、候補から外れました。
 しかし、6年保証が付いていることろが大抵なので、少々壊れても直せることがほとんどです。
 耐久性はそこまで気にしなくてもいいのかな?とも思いますが、保証を使うのも結構労力いったりしますよね。
 ズボラな我が家はとにかく壊れずにずっと使って欲しい。
 ということで、大手メーカーを選択しました。

4、最後に


これだけ、がっつりラン活をしていて矛盾していますが、
ラン活もほどほどがいいですよね。


私は検索魔なので、子供のランドセル選びに首を突っ込みすぎていると感じることもあります。
金銭面や機能面、デザインなど、6年使うものだからとかなり慎重に選びたくなります。
子供ですから、何を同選べばいいか分からないですし、ある程度の提案はいいと思いますが、
最終的には子供の好みを優先すべきだと思います。
買うのは大人だけど6年間使うのは子供自身。
自分で使うものは自分で選ぶと愛着も湧くし大事に使ってくれると思います。
6年間使う相棒は、子供が大好きなものにしてあげたいですよね。


   
  
  


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA