どうも絵本大好きママのもののんです。
皆さんは、普段どんな調味料を使っていますか?
あまり考えずに何気なく調味料を選んでませんか?
私自身も、数年前まではそうでした。
安さだけを見て中身をほとんど見ずに買っていました。
この調味料の原材料は?産地は?なんて何も考えずに。泣
しかし、ここ数年で食への意識がガラッと変わり、健康に気をつけた食材や調味料選びにこだわってきました。
すると、自分自身だけでなく家族みんなも風邪を引きにくくなったり、体の不調が減少していることを実感しています。
そんな我が家での調味料選びで気をつけていることをご紹介します。
今回は、調味料の中でも毎日欠かせない「しょうゆ」についてです。
無添加調味料に興味のある方。
健康や美容のために、無添加調味料を探されている方。
食の安全を大切にしている方。
無添加しょうゆを選ぶポイントやおすすめのしょうゆも紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
原材料
しょうゆは本来、「大豆」「小麦」「食塩」の3つの原材料でできています。
しかし、一般的によくスーパーで売られているものはここに様々な添加物が入っていたりします。
なので、しょうゆを買う際に裏ラベルを確認し、この3つ以外に何か入っていたら、それは食品添加物の可能性が高いです。
例えば、ある大手しょうゆメーカーの表示
【原材料】
脱脂加工大豆(遺伝子組み換えでない)、小麦、食塩、大豆(遺伝子組み換えでない)、アルコール
原材料は3つだけなのに、何やら見慣れない言葉も入ってきてますよね。
上記で言うと、アルコールは食品添加物に入ります。
アルコールは白カビの発生を抑えるために使用されています。
また、脱脂加工大豆という何やら気になる原材料が出てきましたよね。
これについては下の項目で詳しく解説します。
さらにいえば、なるべく「国産」のものがいいです。
外国産だと、遺伝子組み換えであったり農薬の問題も懸念されます。
「国産」であっても農薬の心配もあるので「有機」「オーガニック」と表示されていれば、なお安心です。
私は、有機JASマークのあるものをなるべく選ぶようにしています。
化学的に作られた肥料や農薬を使わない農産物や加工品、有機農産物と同じように作ったエサを食べさせて、自由に育った家畜の卵や乳、肉などにつけられるマークです。
引用 農林水産省
製造方法
しょうゆの製造方法には次の3つの方式があります。
・本醸造方式
・混合醸造方式
・混合方式
詳しく見ていきましょう。
本醸造方式
しょうゆの伝統的な製造方法です。蒸した大豆(脱脂加工大豆)と炒った小麦をほぼ等量混合し、種麹を加えて「麹(こうじ)」を造ります。これを食塩水と一緒にタンクに仕込んで「諸味(もろみ)」を造り、攪拌を重ねながら約6~8ヶ月ねかせます。麹菌や酵母、乳酸菌などが働いて分解・発酵が進み、さらに熟成されてしょうゆ特有の色・味・香りが生まれます。
混合醸造方式
本醸造方式でできた「諸味」にアミノ酸液、または酵素分解調味液あるいは発酵分解調味液を加え、1ヶ月以上撹拌しながら発酵・熟成させます。アミノ酸液特有のうま味を生かしたしょうゆで、地域によってはこの特徴が珍重されます。
混合方式
一般的に、本醸造方式によって造られた生揚げしょうゆに、アミノ酸液、または酵素分解調味液あるいは発酵分解調味液を加えて造ります。アミノ酸液特有のうま味を生かしたしょうゆで、地域によってはこの特徴が好まれます。
出典:しょうゆ情報センター
本醸造が伝統的な方式で、麹菌本来の力を利用した製法ですが、原材料費と時間がかかります。
それに比べて、混合醸造や混合方式は科学的に作った必要成分を添加し、短期で効率の良い製造を可能にしています。
したがって、しょうゆの価格にも、差が出てくるというわけです。
ちなみに、製造方法も裏表示に表示されています。
原材料だけでなく、製造方法も気にしてみてください。
注意点
次に、無添加しょうゆを選ぶ時の注意したいポイントです。
まずは、上記でもお話しした、脱脂加工大豆についてです。
大豆から油を搾り取った残りカスで、そこから皮を取り除き、すぐにしょうゆの製造に使用できるようになっている大豆のことを指します。
市販のしょうゆには、およそ8割も「脱脂加工大豆」が使用されています。
私はこの事実を知った時は衝撃でした。
以前使っていたしょうゆは少し高めのものを購入していましたが、
それは大豆の残りカスで作ったニセモノのしょうゆでした。
「脱脂加工大豆」は添加物ではありませんが、「丸大豆」から作られたものよりも栄養価が下がってしまうことも懸念されています。
できれば、本物の「丸大豆」を使ったしょうゆを選びたいですよね。
スーパーのしょうゆコーナーに置かれていて、しょうゆに色や風味を似せたもの。
とても安価で売られていることが多く、様々な食品添加物が入っていることも特徴的。
この「しょうゆ風調味料」というのも、スーパーでよく見かけます。
原材料を見ればすぐわかるのですが、「大豆」や「小麦」といった表示がないことが多いです。
食品添加物により安価に製造できるため、価格も抑えれるというわけです。
ちなみに、ある「しょうゆ風調味料」の原材料は
しょう油、風味原料(かつお節、さば節、煮干し)、糖類(砂糖、ブドウ糖)、食塩、アルコール、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、甘味料
こんな風に、少量のしょうゆに食品添加物などを混ぜ合わせているということがわかりますよね。
食品添加物の中には発がん性の懸念のあるものも含まれていたりします。
安全な食事をしたい方は気になる中身です。
私自身も、この「しょう油風調味料」を購入していた時期があります。
この調味料を子供に食べさせていたのか、と思うとかなりショックを受けました。
こんな風に、自分では何も考えずに選んでいた調味料選び1つでも、
知っていないと知っているでは全然違います。
正しい情報を知って、自分たちの安全は自分たちで守るべきなのだと思いました。
そんな私の教訓から、今現在も使っているおすすめの醤油をご紹介します。
・ヤマサ 有機丸大豆の吟醸しょうゆ
スーパーでよく売られているしょうゆの1つです。
お手頃価格の上、有機丸大豆を使ったしょうゆで、原材料もシンプルに3つのみです。
かなりコスパの良いしょうゆだと思います。
味に深みがあって、煮物料理やお刺身にもぴったりです。
・キッコーマン 特選有機しょうゆ
こりらも、比較的手に入りやすく、おてごろ価格で買える無添加しょうゆの1つです。
キッコーマンのしょうゆが好きな方にはおすすめです。
上記リンクは3個セットのものです
・グリーンアイ オーガニック特選丸大豆しょうゆ
無添加調味料の見方、トップバリューのグリーンアイシリーズです。
こちらもオーガニック栽培の丸大豆と、天日塩を使ったこだわりのしょうゆです。
JASマークもついており、安心です。
また、密封ボトルになっているので、酸化も防ぎいつでも新鮮なしょうゆが味わえます。
さっぱりとした味です。
・大徳醤油 丸大豆醤油
こちらは兵庫県の県北にあるしょうゆ会社が作られているしょうゆになります。
大豆、小麦を国産100%使用し、塩は天日塩を使用しています。
杉蔵に住み着いた酵母や微生物に醸造を委ね、永い年月を委ね熟成させる天然醸造で作られています。
より天然のしょうゆを堪能したい方、おすすめです。
天然醸造ゆえの奥深さは一般的なしょうゆとは全く違った味わいです。
・高麗郷の丸大豆しょうゆ
こちらも大豆と小麦は埼玉県産のものを使用していて、安全な無添加醤油です。
野外発酵タンクで天然醸造されたこのしょうゆはまろやかな旨味があり、焼きうどんなどにぴったりです。