子供に動物図鑑を選んであげたいけど、たくさん種類があって悩んでしまいますよね。
図鑑となると普通の絵本よりも値段が割高ですし、買うのも慎重になります。
「『賢い子』は図鑑で育てる」という東北大学の瀧教授著書にもあるように、図鑑は「賢い脳」を育てるのに大きなカギとなると言われています。
子供の興味が湧いて、知識も身につけれるような、ピッタリな図鑑を選んであげたいですよね。
動物図鑑選びに悩んでいる方
年齢別のおすすめを知りたい方
絵本が大好きすぎる現役ママが実際に使って良かった図鑑を徹底比較しながら紹介します。
ぜひ、参考にしてみてみてください。
目次
1.2歳向けの動物図鑑
0・1・2さいの どうぶつ100
出版社 | ポプラ社 |
サイズ | 13.6cm×13.6cm |
ページ数 | 24ページ |
価格(税込) | 990円 |
出版年 | 2021年 |
文字が読めない1・2歳のお子さんにまずおすすめしたいのがこのコンパクトな図鑑。
小さいお子さんでも扱いやすいサイズで、持ち運びにも便利ですし、丈夫なボードブックになっているのも嬉しいポイントです。
中身は、大きな写真でどうぶつを認識しやすく、カラフルな背景で子供の好奇心を刺激してくれます。
読み聞かせの時に役立つ擬音語なども掲載されていて、小さいお子さんでも読み飽きない工夫がされています。
0から5さい こどもずかん777
出版社 | 学研 |
サイズ | 19.2cm×17.5cm |
ページ数 | 65ページ |
価格(税込) | 1078円 |
出版年 | 2020年 |
累計200万部を超える大人気「こどもずかん」シリーズの写真版。
イラスト版は子供が興味を惹きやすくいいんですが、やはり図鑑は写真がおすすめ。
どうぶつやのりものだけでなく、空や日本地図、数なんかも収録されていて、バランスよく網羅されているのが嬉しいポイントです。
他にも「むし」や「のりもの」のテーマ別図鑑もあるので、お子さんの興味に合わせて購入すると◎
1・2歳のお子さんには「タッチペンで音が聞ける はじめてずかん1000」もおすすめ。
我が家でも実際にプレゼントして大活躍中です。
3歳向けの動物図鑑
じぶんでよめる どうぶつずかん
出版社 | 成美堂出版 |
サイズ | 18.8cm×21.7cm |
ページ数 | 95ページ |
価格(税込) | 1100円 |
出版年 | 2021年 |
この「じぶんでよめる どうぶつずかん」は文字に興味を持ち始めたお子さんに特におすすめです。
どうぶつの名前がわかりやすくひらがなやカタカナで表記されていて、子供が自分で読める工夫がされています。
また、写真も美しく眺めて見ているだけでもワクワクするような良書です。
大きな図鑑とは違い、コンパクトで薄めの作りなため、持ち運びにも便利です。
いきなり立派な図鑑を購入するのはハードルが高いですが、これなら気軽に購入できますね。
他にも「むし」や「くるま」など、全部で13巻まであるので、全部揃えるのもいいですし、お子さんの興味ある分野から集めてみるのもいいでしょう。
はっけんずかん どうぶつ
出版社 | 学研プラス |
サイズ | 21.8cm×26.4cm |
ページ数 | 36ページ |
価格(税込) | 2068円 |
出版年 | 2015年 |
レビュー
累計160万部の大人気シリーズの「どうぶつ」ずかん。
イラストのまどあけしかけと、写真解説が入った図鑑です。
まどあけの部分は、子供が思わずめくりたくなるようなしかけがたくさん散りばめられています。小さいお子さんでも、飽きずに読み進められます。
写真解説もあるので、イラストだけでは物足りない!という親御さんにもピッタリです。
共通点ごとに分類して紹介されているところも、分かりやすく頭に入ってきやすい図鑑の作りだと思います。
他にも「うみ」や「むし」の分野もあります。
ほんとのおおきさ動物園
出版社 | 学研プラス |
サイズ | 37cm×26.7cm |
ページ数 | 43ページ |
価格(税込) | 1650円 |
出版年 | 2008年 |
レビュー
その名の通り、どうぶつの顔の大きさを、実物大の写真で見せる図鑑です。
実際にそのどうぶつが目の前にいるかのような大迫力を味わえます。
どうぶつの大きさだけでなく、毛の生え方や目の位置、筋肉のつき方なども観察することができます。
実際に動物園に行ったとしても、この距離でじっくりとどうぶつを観察することは難しいですよね。図鑑だからこそ体感できるワクワク感を味わって頂きたいです。
お子さんも、インパクトのあるこの図鑑に興味を持つ子が多いのではないでしょうか。
他にも、動物園の新刊や、水族館バージョンもあります。
4.5歳向けの動物図鑑
はじめてのずかん どうぶつ
出版社 | 高橋書店 |
サイズ | 18.cmm×21cm |
ページ数 | 96ページ |
価格(税込) | 1265円 |
出版年 | 2021年 |
レビュー
文字を覚えたての4.5歳ごろのお子さんには、まだ写真がメインで、文字も読みやすい図鑑がおすすめ。
この図鑑は写真が大きく、動物もわかりやすく分類して解説しているので子供にも読み進めやすくなっています。
動物の名前や種類を覚えるだけでなく、特集では様々なテーマで動物について解説しています。
目次を見てみると、
どんな どうぶつが いるのかな
どうぶつと なかよく なろう!
どんな ところに すんで いるの?
どうやって たたかう?
どうぶつ おおきさくらべ
なにを たべて いるのかな?
どうぶつの おやこ
といった特集が組まれていて、より動物の特徴を知ることができる工夫が施されています。
他にも「のりもの」や「しょくぶつ」「きょうりゅう」などの分野もあります。
はじめてのずかん どうぶつ(講談社の動く図鑑MOVE)
出版社 | 講談社 |
サイズ | 22cm×26.5cm |
ページ数 | 88ページ |
価格(税込) | 1760円 |
出版年 | 2020年 |
レビュー
講談社の大人気図鑑シリーズ「動く図鑑MOVE」の「はじめてのずかん」。
小学生むけの図鑑はまだ早いかな?という4.5歳のお子さんにおすすめのファースト図鑑です。
図鑑の総監修には、「賢い子は図鑑で育てる」で話題の、脳研究者瀧晴之先生が担当されていて、
脳が健やかに発達するしかけが随所に散りばめられています。
はじめは、付属しているDVDもおすすめ◎
子供の知的好奇心を広げる入り口となってくれますよ。
読み聞かせとしても活用できますし、小学生低学年では1人読みの練習にもなるので、長く愛用できるのも嬉しいですね。
くらべてみよう にている動物
出版社 | ビーエル出版 |
サイズ | 24cm×28.7cm |
ページ数 | 80ページ |
価格(税込) | 2750円 |
出版年 | 2023年 |
レビュー
こちらは、2023年に創刊された最新のビジュアル図鑑。
動物だけでなく、虫なども出てきます。
似ている動物を分かりやすくくらべて解説しています。
躍動感のある写真も相まって、子供も楽しく読み進めることができると思います。
大人でも、どっちがどっちだったかな?と考えてしまうので、親子でクイズを出しながら読み進めるのも楽しいですね。
「くらべる」という視点を広げてくれて、より子供の知的好奇心を伸ばしてくれます。
眺めているだけでも楽しいですし、我が家でも大好きな図鑑の1つです。
小学生低学年からの動物図鑑
小学館の図鑑NEO 動物
出版社 | 小学館 |
サイズ | 22cm×28.4cm |
ページ数 | 207ページ |
価格(税込) | 2200円 |
出版年 | 2014年 |
レビュー
小学生の図鑑といえば「小学館の図鑑NEO」と思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
3歳から高学年まで長く使える本格図鑑です。
昔から人気で定番の図鑑ですが、その人気の理由も分かります。
大迫力でクオリティの高い写真が豊富に掲載されていますし、情報量も他の図鑑と比較してもかなり充実しています。
写真が多く小さい子供でも見やすく工夫されている一方で、活字が充実しているため、高学年になってもしっかり調べて活用できるのが嬉しいですよね。
また、子供が興味を惹きやすい「ドラえもん」のDVDが付属しているのもポイントです。
まずはDVDから視聴してみることをおすすめします。
ちなみに、「小学館の図鑑NEO」は2023年現在で全部で27巻もシリーズが発行されています。
動物No. 1図鑑
出版社 | 文響社 |
サイズ | 21cm×15cm |
ページ数 | 112ページ |
価格(税込) | 1265円 |
出版年 | 2021年 |
こちらは、2021年創刊の比較的新しい図鑑になります。
タイトルの通り、「No.1の動物」を集めて解説しているユニークな図鑑です。
例えば、
・大きいNo. 1
・小さいNo. 1
・走るスピードNo. 1
・泳ぐスピードNo. 1
・死んだふりNo. 1
・怖いもの知らずNo. 1
など、いろいろなNo. 1を紹介していて、思わず人に教えたくなるような豆知識が身に付きます。
No. 1から派生して他にはこんな動物もいるとトピックスがついているので、自然と子供も読み進められます。
他にも昆虫バージョンもあります。
動物の見ている世界
出版社 | 創元社 |
サイズ | 25cm×33.7cm |
ページ数 | 34ページ |
価格(税込) | 2970円 |
出版年 | 2014年 |
動物や昆虫の目に世界はどのようにうつっているのかを、ひと目で分かる仕掛けで表現した、世界で初めての視覚絵本図鑑。
猫はとてもひどい近視。
牛と馬は真正面がよく見えない。
鳥は人間よりずっとよく見えていて、
ヘビは動きを敏感に感知する目を持っている。
そんなこと、知っていましたか?
動物の名前を覚える図鑑ではなく、その動物をもっと深く知るために「見える世界」に焦点を当てた画期的な視覚図鑑です。
動物を科学の目線で、自然に体感できるこの図鑑は本当に素晴らしいと思います。
大人も一緒に楽しめて、生き物を科学的に観察するいいきっかけになりますよ。
ZOOLOGY 図鑑 動物の世界
出版社 | 東京書籍 |
サイズ | 26.5cm×31.4cm |
ページ数 | 413ページ |
価格(税込) | 6380円 |
出版年 | 2020年 |
レビュー
こちらは、今までに紹介した図鑑の中でも値が張りますが、世界でもっとも美しい図鑑だと思います。
動物だけでなく、鳥や昆虫、魚なども収録されており、形と大きさ、骨格、感覚、口と顎、翼、などの10テーマで生き物の形態と生態を紹介しています。
知識を得るのが目的とされる図鑑ですが、これはとにかくビジュアルが魅力の図鑑です。
生き物をこんなに近くで見ることがあるでしょうか。
毛の1本1本や翼、骨格まで、細かく躍動感あふれる美しいビジュアルで自分たちの想像を超えてくる生き物の世界が待っています。
是非、一生に一度は手に取って見て欲しい図鑑の一冊です。
くらべる骨格動物図鑑
出版社 | 新星出版社 |
サイズ | 13.2cm×18.5cm |
ページ数 | 143ページ |
価格(税込) | 1210円 |
出版年 | 2019年 |
レビュー
こちらの図鑑は、動物の「骨格」にフォーカスしたユニークな図鑑です。
『フラミンゴの膝に見える部分は踵』
『パンダの指は7本』など、
動物たちの中にはその見た目から想像もできないような骨格を持つが多くいます。
「いきもの」と「ヒト」との「骨比べ」をちょっと気持ち悪いおじさんのイラストで楽しく解説しています。
専門用語もよく出てくるので、大人も勉強になりますし、
みんなと違う視点で動物を深く知ることができるので、マニアックな動物好きなお子さんにおすすめしたいですね。