【家づくり初心者必見】後悔しない地元工務店の選び方3STEP

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もん太
もん太

地元工務店ってどうやって選べばいいの?

うさ吉
うさ吉

工務店の情報が少なくて分からない。

なんて悩んでいませんか?

地元工務店で家を建てたいけど、良い地元工務店を探すのって難しいですよね。

ハウスメーカーと違ってホームページの情報も少ないし、他社と比較しにくいのが難点です。

実際に我が家でも、10社程の地元工務店を比較して自分たちに合った工務店に辿り着きました。

そこで、今回は良い地元工務店の選び方を詳しく解説します。

家づくり初心者の方でも後悔しないためのポイントを紹介していきます。

そもそも地元工務店とハウスメーカーの違いは?

地元工務店とハウスメーカーの大きな違いはこの通りです。

大手ハウスメーカー

  • 全国展開
  • 大量生産

地元工務店

  • 地元密着
  • 受注生産

主な特徴の違いを表でまとめてみました。

大手ハウスメーカー地元工務店
エリア広い狭い
自由度低い高い
設計力工務店による
工期短い(3〜4ヶ月長い(4〜6ヶ月)
施工の精度高い工務店による
価格割高割安
アフターメンテナンス充実工務店による
大手ハウスメーカーと地元工務店の違い

地元工務店はハウスメーカーに比べ、建築エリアが狭かったり工期が長いというデメリットがありますが、比較的割安で自由度の高い設計ができるのが特徴です。

詳しくはこちらも参考にしてみてください。

【後悔しない家づくり】良い地元工務店を見つけるためのポイント

良い地元工務店を探すために、次のステップを踏んでいくことをおすすめします。

良い地元工務店を見つけるための3STEP

  1. 情報収集
  2. 工務店をピックアップ
  3. 展示場や見学会に参加

STEP1 情報収集

工務店選びの前に、まずは家作りについての基礎知識を身につけておくことをオススメします。
漠然と工務店を選ぶのではなく、まずは情報収集から始めます。

家は素人のまま建ててはいけません

家づくりは専門用語が多いので、少しでも知識も身につけておくと、今後、有利に働くことがあります。

実際に私は情報収集の方法として、次の5つを主に活用しました。

おすすめの情報収集
  • 雑誌
  • YouTube
  • Instagram
  • 資料一括請求

ガッツリ勉強したい方には、本がおすすめですが、
手軽に無料で情報収集したい方はYouTubeがおすすめです。


専門的な知識がラジオ感覚で聞けて、後悔のない家づくりに一役かってくれます。

またInstagramなどのSNSは、工務店のHPなどでは分からない、リアルな情報を発信している特徴があります。


最近では地元工務店が運営するSNSが増えてきていますし、口コミも見つけやすいです。

資料の一括請求は、一度に気になるハウスメーカーの情報が手に入ります。
全国600社以上の優良住宅会社の中から気になるハウスメーカーを選べまず。
無料の情報収集の手段としては賢い方法です。

特におすすめするのがタウンライフ注文住宅の資料一括請求です。

累計110万人以上が利用している定番のサイトで、情報収集だけでなく、オリジナルの間取りプランや計画書を作ってくれるところも人気の理由です。

家づくりを始めた方には、まず依頼して見てほしいですね。

無料でカタログ請求できる

STEP2 工務店をピックアップ

ある程度、住宅の知識が身に付いたら、次は候補となる工務店をピックアップしていきます。

数ある工務店の中から自分たちにあった優良工務店を探すのは一苦労ですよね。

気になる地元工務店に直接話を聞きに行くのも良いですが、まずは大手ハウスメーカーなどの特徴も知っておくと判断基準になり参考になります。

様々なハウスメーカーや工務店を知ることで、住宅知識も同時に身につきます。

工務店をピックアップする際に押さえておきたいポイントは

  • 施工地域に該当しているか
  • 価格帯
  • 家の性能
  • アフターフォロー

施工地域に該当しているか

いざ、気に入った工務店ができても、希望の地域に施工できなければ意味がありません。

大手ハウスメーカーだと、全国展開していますが、地元工務店は地域密着型がほとんどです。

したがって、気になる工務店が見つかった場合、まずはお住まいの地域に施工が可能かどうかを調べる必要があります。

工務店のHPやパンフレットにも記載がありますし、直接話を聞いて見るのも良いでしょう。
記載はないけど、場合によっては施工可能だったなんてこともあります。

最低限の条件としてまずはチェックしてみましょう。

価格帯

次にチェックしてほしいのが住宅の価格帯です。

実際にどれくらいの価格帯になると、自分たちの理想の住宅が建てれるのか。

そこをまずは把握します。

住宅の価格を調べていると、「坪単価」という用語が出てきます。
坪単価」とは1坪あたりの価格を示しています。

この「坪単価」という言葉で住宅価格の目安を示している工務店がほとんどです。

ですが、「坪単価」のみで判断してしまうのは非常に危険です。

よく工務店のHPやチラシでも「坪単価」で価格を示しいていることがありますが、実際に中身は不透明です。

その理由としては、「坪単価」にどういったものが含まれているのか。が分からないからです。

キッチンなどの設備は込みなのか?諸経費は?外構費は?
など、工務店によって含めている施工費がまちまちなので比較できないのです。


そのため、一概に「坪単価」で判断してしまうと、大きくずれが生じる場合がありますので要注意です。

では、住宅の価格帯はどのように把握したらいいのでしょうか。

答えとしては、住宅にかかる全体的な価格を把握することです。

SUUMOさんが、住宅価格の目安を分かりやすくまとめています。
(引用:SUUMO住宅価格・相場

金額ごとのイメージ(建築費のみ)

1000万円の家

シンプルな外観や間取りでコストを抑えた家

2000万円の家

予算配分のメリハリで夢が叶えられる家

3000万円の家

実現したいことを叶えやすい家

4000万円の家

さまざまなプランが実現可能な家

全てがこの価格に当てはまるわけではありませんが、ざっくりをイメージを持っていれば大丈夫です。

さらに、住宅の建築費だけでなく、土地代諸経費など住宅づくりには様々なお金がかかることを念頭に置いておいてください。

実際の住宅価格に関しては完成見学会に実際に足を運んで「この家はおいくらですか?」と尋ねるのが1番です。
この坪数なら高くなる、この設備なら安くなるなどの住宅づくりにおいて大切な価格相場が分かってきます。

家の性能

良い工務店を見つけるためには、家の性能についても忘れてはいけません。

リス美
リス美

家の性能って?

うさ吉
うさ吉

断熱性、気密性、耐震性、省エネ性などのことを指すよ

リス美
リス美

断熱性?気密性?なんか難しそうだね!

うさ吉
うさ吉

ちょっと難しいけど、とっても大事なんだ。

家の性能をわかりやすく数値で表せるよ。

家の性能はいくつかの数値で表すことができます。

特に重要な数値は次のとおり。

家の性能を表す主な数値

UA値 (外皮平均熱貫流率

どれぐらいの熱量が外に逃げやすいのか。
数値が小さいほど高断熱。

C値またはQ値 (相当すき間面積

家にどれくらいすき間があるのか。
数値が小さいほど高気密。

μ値  (夏期日射取得係数)

夏の日射熱の入りやすさを示す数値。
数値が小さいほど日射熱が入りにくい。

耐震等級

震度7を想定した地震に対する建物の強度を示す指標。
等級が小さいほど高耐震。

これらの数値が良いほど「性能の良い家」となって、一年中快適に過ごせる家になるよ。

いわゆる「高気密高断熱の家」だね。

国の基準(ZEH基準)としている目標値は次のとおりだよ。

U A値
(断熱性)
C値
(気密性)
μ値
(日射熱)

0.40以下〜0.60以下
1.0以下0.08以下〜0.06以下
高気密高断熱の各種目標値

耐震等級については次のとおり。

耐震等級1耐震等級2耐震等級3
最低限の耐震性能を満たす基準耐震等級1の1.25倍の強度耐震等級1の1.5倍の強度
耐震等級の基準

いずれも覚えておきたい数値ばかり。

展示場や見学会で工務店の方に「この家のU A値はいくらですか?」と聞いてみるといいです。
中には数値すら把握していない工務店もあります。

住宅の性能や品質を証明する大事な数値なので、ここを把握している工務店は信頼がありますよね。

他にも、

・基礎工事の方法
・断熱材の種類
・日射遮蔽と日射取得の考え方
・空調設備の考え方
・24時間換気の種類
 など

どういったこだわりがあるのかも、各工務店によって違うのでチェックしたいところ。

品質や性能を判断する材料の1つになります。

工務店に聞くことをあらかじめメモしておくと聞き忘れがなくスムーズでしたよ。

アフターフォロー

そして、忘れてはいけない部分なのが、アフターフォロー。

大手ハウスメーカーと比べて、規模の小さい地元工務店だとアフターフォロー体制が劣ることも。

ポイントとして、

・完成後の定期点検
・メンテナンスのプログラム
・有償無償の保証内容

といったところまで、チェックしてみると安心です。


STEP3 実際に展示場や見学会へ参加する

では、ある程度知識が身についたところで、実際に住宅を見学に行ってみましょう。

STEP2でピックアップして、事前に調べた工務店の見学会にどんどん参加しましょう

住宅展示場は常時見にいくことができますが、あまりおすすめはしません。
なぜなら、展示場は豪華な設備が備わっており、実際に建てる家とはかけ離れている場合が多いからです。

したがって、実際に完成した住宅を見学して、自分たちの理想とする住宅を想像してみましょう。

完成見学会では、上記ステップで身につけた知識やポイントを押さえて臨みましょう。

見学会でチェックするポイント

  • 施工地域に該当しているか
  • 価格帯
  • 家の性能
  • アフターフォロー

加えて、次のことにもチェックしてみても◎

  • 家族構成・こだわり設計
  • 建物の仕様(面積・設備・仕上げ材)
  • 間取り(生活動線)
  • 担当スタッフの様子

家族構成・こだわり設計

お聞きすることができれば、家主の家族構成なども聞いてみましょう。

自分たちと家族構成が似ていれば、参考になる部分があるかもしれません。

どういったところにこだわったのかを聞くと、工務店の対応力も見えてきます。

間取り(生活動線)

間取りも必ず見てほしいポイント。

設計図などの紙面ではイメージしづらい部分も、リアルに想像できます。

家づくりの新しいアイデアが見つかるヒントになります。

ほとんど場合、間取り図を公開されているので、過去に建てられた家の間取り図もスタッフに聞いてみてもいいですね。

建物の仕様(面積・設備・仕上げ材)

建物の仕様も確認しておきたいですね。

主にチェックするポイントしては、

建物の仕様でチェックすること
  1. 延べ床面積
  2. 各部屋の畳数・坪数
  3. 採用されているメーカー・設備グレード
  4. 内装の仕上げ材
  5. 外装の仕上げ材や配置

延べ床面積

延べ床面積とは、家の床面積を全て足した広さのことです。
(玄関・LDK・居室・階段など全て)

自分たちの希望する面積は実際にどういった空間になるのか、想像がつきやすくなります。

家の床面積が広くなると、必然的に家全体が大きくなり、価格も高くなります。

自分たちの希望とすり合わせて確認してみてください。

各部屋の畳数・坪数

もん太
もん太

図面上で「⚪︎⚪︎畳」とだけ書かれていても、実際には想像しづらいんですよ。

うさ吉
うさ吉

わかります!8畳ってこんなに広かったの?なんてこともあるんだよね。

自分の希望する広さは実際にどうなのか。各部屋の広さを体感的に確認しましょう。

各部屋全ての畳数感覚を身につけておくと、今後の間取り図づくりで想像しやすく役に立ちます。

例えば
  • トイレは1畳で十分?
  • お風呂はの1.25坪って大きすぎる?
  • 子供部屋は4.5畳でいいの?

実際に希望する大きさを見てみると、思っていたより広かったり狭かったりということが体感できます。

見学会の時は、担当のスタッフに「この部屋は何畳ですか?」などと質問してみることをおすすめします。

採用されているメーカー・設備グレード

工務店によって採用されるメーカーは異なります。

例えば

窓サッシや建材は『YKK AP』『LIXIL』『Panasonic』など。
キッチンでは『クリナップ』『タカラスタンダード』『LIXIL』など。
トイレは『TOTO』『Panasonic』などがあります。

各工務店によって得意なメーカーがあり、その他メーカーを希望すると割高になる場合があります。

メーカーによって特性が異なり、性能やデザイン・価格も違うので、気になるメーカーが採用可能かどうかも確認する必要があります。

また、工務店が「標準」としているグレードは何かもチェックしたいポイント。

我が家の場合、いざ設備を選ぼう!となった時、工務店の標準があまりにも低すぎてびっくりした!なんてことも。

自分たちに必要な設備やグレードを決める参考になるので、実際に建てられた家の設備のメーカーやグレードも確認できるといいですね。

内装の仕上げ材

採用されている設備のメーカーやグレードだけでなく、内装の仕上げ材も確認できればしたいところ。

仕上げ材とは、床・壁紙などの仕上げの際に用いる材料のことをさします。

例えば、

仕上げ材
・フローリング
・合板
・フロアタイル
・クッションフロア など
壁紙・ビニールクロス
・漆喰
・珪藻土 など
内装の仕上げ材の例

他にも、床と壁紙の境目にあたる「巾木」や異なる床材の間に「見切り材」というものが使われたり、
備え付けの収納棚やテレビボードなどの造作をお願いする場合の材料もチェックしたいですね。

細かい部分ではありますが、少し気にして見てみると各住宅によって違いがあります。

自由設計と言われていても、こうした細かい部分は工務店の標準があったりします。

外装の仕上げ材・配置

内装と同様、外装の仕上げ材も確認しておきましょう。

例えば、

仕上げ材
外壁・サイディング
・ガルバリウム
・塗り壁
・タイル
ウッドデッキ・無垢材
・樹脂材
玄関・タイル
・コンクリート
外装の仕上げ材の例

よく比較されるのが『外壁』です。
それぞれ特徴が異なり、工務店が得意とする外壁材がある場合も。

見学会に行った際は、担当のスタッフに聞いてみるのもいいですよ。

こうした仕上げ材などの確認は、STEP1で解説したように、住宅知識を身につけておくと自分たちでも比較・判断できるようになります。

担当スタッフの様子

最後に、チェックして欲しいのが、担当者スタッフの様子です。

一生安心して住める家づくりを依頼する工務店とは、スタッフとの信頼関係も大事になってきます。

  • 質問に対して誠実に答えてくれるか?
  • 正しい住宅知識は持っているか?
  • 工務店のこだわりは?

など、実際にスタッフとコミュニケーションをとって確認して見てください。
自分たちの希望する家づくりに真摯に向き合って取り組んでくれるのか、何度か見学会に足を運ぶことで見えてくる場合もあります。

相性もあるので一概には言えませんが、納得のいく家づくりのためにも、スタッフの様子は確認してみるといいですね。

まとめ 後悔しない工務店選びのポイント

良い地元工務店を見つけるための3STEP

  1. 情報収集
    おすすめはyoutubeと一括資料請求
  2. 工務店をピックアップ
    ・施工地域に該当しているか
    ・価格帯
    ・家の性能
    ・アフターフォロー
  3. 展示場や見学会に参加
    ・延べ床面積
    ・各部屋の畳数・坪数
    ・採用されているメーカー・設備グレード
    ・内装の仕上げ材
    ・外装の仕上げ材・配置

後悔しない工務店探しのための3STEPを解説しました。

一生に一度しかない家づくり。後悔しないためにも、住宅知識を身につけて、納得のいくまで住宅会社に話を聞いて見てください。

素敵な家づくりができますように。

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