こんにちは。
現在2児のママ、絵本大好きもののんです。
皆さんは、赤ちゃんのおむつは何を使われていますか?
紙おむつ派?布おむつ派?おむつなし派?
私は、5歳になる長男の時は、バリバリ紙おむつ派でした。
まず布おむつなんて一昔前のもので、今時してる人なんていないでしょ!
なんて、思っていました。
周りも紙おむつばかりでしたし、それが当たり前と思い育児をしてきました。
しかし、下の子が生まれたことをきっかけに、改めて家族で食生活や生活のことを見直し初めました。
すると、どんどん自然育児の良さに気づかされ、「布おむつ」いいかも?
と思い途中からではありますが、ゆるっと使い始めました。(紙おむつと併用)
そして1歳を過ぎた現在でも使用しています。
なので今回は、私が布おむつをしようと思ったきっかけや、どんなふうに使っているのか、また、使ってみた感想をご紹介します。ズボラ主婦でケチな私が赤裸々にズバリいいます!
布おむつに少しでも興味のある方
布おむつしてみたいけど、実際どうなの?
と正直な感想を聞きたい方、どうぞ!
目次
1、自然育児へのすすめ
「自然」や「環境にいいもの」を考えていると、紙おむつの素材、気になってくるんですよね。
紙おむつは主に、撥水性・親水性のための不織布、吸収剤のための高分子吸水材(ポリマー)を使用しています。
その他、伸縮材や防水材など様々な化学物質によって作られた素材がほとんどです。
また、各メーカーによって肌触りを良くするために、ローションが配合されていたり、オーガニックコットンを配合していたり、最近の紙おむつは触り心地も良いですし、お肌にも優しいものも増えています。
しかし、オーガニックコットンを配合していても、大部分の不織布やポリマーの原料はポリプロピレンというプラスチックです。
プラスチックの塊を生後間もない赤ちゃんの大事な部分に当てているということになります。
なんだか、心配ですよね?
各メーカーも、ポリマーの安全性は示されていて、そこまで心配する必要はないのかもしれませが、私は少し気になってしまいました。
(と言っても、後で紹介するおむつカバーはメッシュ素材ですが。。。)
また、家のプラスチックを減らして行きたい方針でしたし、より環境にもより自然なものを生活に取り入れて行きたいなと思っていました。
なので、まずは消費の多いおむつから変えて行こうと、ゆるーい自然育児へ始まりの1歩でした。
2、布おむつのメリット
布おむつを調べていくうちに、メリットに魅力を感じました。
そのメリットは、
・経済的
・敏感肌にも優しい
・スキンシップが多く取れる
・おむつ外れが早い
・ゴミの量が減る(=環境に優しい)
大まかにこんなところです。
1つずつ見ていきます。
我が家はこれがかなり大きかったです。
長男の時におむつ代がかさみ、大変だなっと覚悟していました。
しかし、紙おむつと布おむつのかかる費用を予測で計算したところ、大きな差が出たので布おむつを取り入れようという大きな後押しになりました。
実際の計算 1年間
1枚平均20円(サイズにより15円から30円)
1日平均9枚 (月齢などにより6〜12枚変動あり)
↓
20円✖️(1日)9枚✖️365日=65700円
初期費用 輪おむつ約150円 ✖️ 30枚 =4500円
布カバー 我が家のもので6枚 3000円
ソフライナー 1000円
↓
4500円+3000円+1000円=8500円 +洗濯代
布おむつカバーは少し安価なものを使っていますが、綿素材のオムツカバーでも3枚で2000円ほどです。
使い方やこだわりによってはもう少し高くつくと思いますが、
上記の計算上では紙おむつは布おむつの約7.7倍にもなりました。
数字で見ると、この差が大きく感じられますよね。
これは布おむつを1日中使った場合の計算ですが、
我が家のように、外出時と夜間は紙おむつを併用する場合でもみてみます。
1日平均2〜3枚
20円✖️(1日)2枚✖️365日=14600円
これだけでも、紙おむつのみに比べて5万円ほど安くなることが分かります。
年間5万円節約できたら、オムツが外れるまでの2、3年では10万や15万円程の節約になったりします。
なかなか大きい数字に感じますよね。
※しかし、実際にはオムツカバーや輪おむつの買い替えが定期的にあったりと、もう少し布おむつのコストも上がります。
生まれたての赤ちゃんのお尻はデリケートですよね。それにうんちもゆるゆるですし、頻回です。
何度も何度もおむつ替えをしているのに、おむつかぶれになってしまうこともあります。
それは、紙おむつの主成分であるポリマーなどの化学成分が原因だったりします。
しかし、布おむつだと赤ちゃんの肌に当たる部分は綿100%ですし、優しいんです。
女性も、あの生理用のナプキンでかぶれてしまうという人も多いはず。それも紙おむつと同様の化学成分が反応しているからだったりします。
なので、やはり肌に優しいのは綿素材の布おむつの方が軍配が上がりますよね。
布おむつにすると、どうしても紙おむつよりも吸水力がないために、替える頻度も多くなります。
そのため、必然的におむつ替え時のスキンシップも多くなるということです。
また、布おむつは漏れの心配も紙おむつ以上にあるので、親もおむつを頻回に確認したりします。
そこれ自然とスキンシップやコミュニケーションが取れるのかなと思います。
しかし、これは紙おむつでもあまり変わらないかなと思います。
布おむつでも紙おむつでも、やはり赤ちゃんへの声かけはどの場面でも大事ですし、紙おむつだからと言ってスキンシップが取れていなとは思いません。
これも、一般的に言われていることが多いことではあります。
が、我が家ではまだ次男はおむつ外れまで至っていないので、分からないのですが、期待はしています。
というのも、長男がおむつが外れるのが遅く、心配した時期がありました。子供それぞれ身体機能の成長は個人差がありますし、確かなことではありませんが、紙おむつも1つの要因だったと思います。
紙おむつは性能がとても良くなっていて、おしっこが多く出ていてもそれほど不快を感じない子もいます。
おしっこをパンツに出したらこんなに不快なんだ、と認識してもらうためには布おむつは有効的な手段だとも思います。
しかし、これも一概には言えません。布おむつだからオムツが早く外れるというわけではなく、その子の身体の発達や環境によっても様々です。
ただ、我が家の場合は、布おむつを使用することによって、「紙おむつだから大丈夫」という親の認識を変えたくて使っています。昔は紙おむつなんてなかったですし、トイレでおしっこをするということ月齢の早い段階から認識してもらうためにはいい方法だなと思い、取り入れています。
これは、容易に想像できますよね。
紙おむつに比べて布おむつのゴミはほぼ0なんです。
我が家のように外出時や夜間のみ併用の場合でも、3分の1ほどまで減りました。
これは、とても楽ですよね。
紙おむつは、使用前は軽いですが、やはりおしっこを吸うと重たいしかさばります。
それに匂いも気になりますよね。
ゴミ捨ての手間やおむつ臭の対策が軽減されるだけでも、ママさんにとったら嬉しいですよね。
さらにゴミの量が減らせる=プラスチックゴミが減る=環境にも優しい
なのでいいことばっかりです。
3、親世代からのすすめ
上記のようなメリットがたくさんあっても、いざ布おむつにしよう!と思っても踏み切れなかったりしますよね。
周りのママ友さんたちは紙おむつばかりだったら尚更。
それに助産院でも最近は布おむつの当て方も教えてくれないところもあります。
実際に、私も布おむつの使い方が全然わからなくて、誰に聞いたらいいんだろうととても不安でした。
ネット検索で見つけた布おむつの当て方を見て勉強したり、ネットが先生でした。
しかし、ふと考えた時に、私たちの親世代は布おむつだったんじゃないか!
なんでもっと早く気づいて、聞かなかったんだろうと思いました。
布おむつの大変さを知っていますし、使い方や洗い方、干し方など、色々と教えてくれました。
それに、布おむつにしたとなると、紙おむつの時より何かと褒められたり、より労ってくれるようになりました。
布おむつというのはやはり大変というイメージがあるため、「わざわざすごい!」なんて思ってくれる人も多いのです。
そんなこんなで、親世代からの助言と応援もあり、無事に布おむつデビューをしました!
次に、我が家では実際にどうやって布おむつを使っているのかをご紹介します!
1、どんなものを使ってるの?
↑ これが我が家で使っている布おむつカバーです
サイズはワンサイズで、スナップがあるので、新生児期から長い間使えます。
↑ 開くとこのようになっていて、内側はメッシュ素材になっています。
外側はナイロン素材でおしっこ漏れを防げる素材になってます。
我が家はこれを6枚持っていて、回しています。
我が家は使っていませんが、カバーも全てが綿素材のものもありますし、
立ったままでもおむつ替えができるタイプもあります。
↑これが輪おむつです。
1枚の長い綿生地を輪っかに縫い合わせたものになります。
ドビー織を使用していて、純オーガニックコットン100%のものもあります。。
折ってみるとこんな感じです。
もう1回二つ折りにした状態で畳んでカゴにセットしています。
このように、セットした状態でおむつ替をします。
洗濯は、大変そうと思いますよね。
しかし、ズボラ主婦の我が家の洗濯方法は本当に簡単。
でも、シミ知らずなんです。
具体的には、
バケツにぬるま湯と酸素系漂白剤を溶かしてセット
おしっこ→そのままバケツにぽんっ
うんち→ライナーである程度キャッチしててゴミ箱にポイっ
輪おむつは固形石鹸やウタマロで軽ーく手洗い
そして、同じバケツにぽんっ
ある程度溜まってきたら、バケツの中をザブザブ洗って洗濯機へGO!
月齢が低い時のうんちは水っぽかったり、ドロドロだったりするので、歯ブラシで固形物はトイレに流してから予洗いをします。予洗いには、100均などに売っているミニ洗濯板を使用していました!これが簡単で力入れずに汚れが落ちます。
月齢が大きくなって、うんちも固まってくるとかなり洗いやすくなります。
酸素系漂白剤はお湯に溶かすと効果を発揮するので、必ず温かいお湯をバケツに入れます。
また、輪おむつは日光に当てると白さが蘇ったりします!日光消毒にもなるし日光万歳!
以上で、洗濯に使っているグッズをまとめると
- バケツ
- ミニ洗濯板
- 酸素系漂白剤
- 固形石鹸 ウタマロ石鹸
- 使わなくなった歯ブラシ
このセットで布おむつたちを洗濯しています。
次にお尻ふきについてです。
我が家では、おしっこの場合→輪おむつの綺麗な部分で優しく拭く
うんちの場合→ウエスやコットンを水またはぬるま湯で濡らして拭く
外出時などは市販のお尻拭きを使います
この3つを使い分けています。
ウエスというのは・・・主に使わなくなった布、ハギレのことを言います
古くて着なくなった服や肌着、タオルやシーツなど、綿素材のものを主にお尻拭きのウエスとして使用しています。
ちなみに、我が家は輪おむつのお古を大量にいただいたので、それをハサミで裁断して使用しています。
ウエスがない場合は、コットンや脱脂綿を使用する時もあります。
市販のお尻ふきは、より肌に優しい成分のものを選ぶようにしています。
2、どんなふうに使ってるの?
・日中のほとんどは布おむつ
・外出時、1時間以上間が空く場合は紙おむつ
・夜間は紙おむつ
・1時間おきぐらいにおむつチェックして濡れていたら交換
・たまに2時間ほど間が開くこともありますが、布カバーのおかげで漏れなし!
・洗濯がしんどい時や帰省時、旅行時などはバンバン紙おむつ!笑
布おむつに固執せず、ゆるーく布おむつ育児をしています。
良かった事
・おむつ代が安く済んだ
だいぶ節約になって嬉しい
・ゴミが減った
・紙おむつストックが解消された
紙おむつの買だめってしがちですが、スットク置き場に結構困るから助かりました。
紙おむつ併用だと、1ヶ月1パックで賄えたりします。
・お尻かぶれがほぼなかった
布おむつのおかげなのか、お尻拭きのおかげなのか、子供の性質なのかは分かりませんが、
紙おむつばかりだった長男の時は常にかぶれていたので、その時と比べるとかぶれが全然なくて嬉しい!
・紙おむつの時より変えるのが頻回でコミュニケーションが多く取れた
布おむつを始めて、よりおしっこのタイミングを掴もうと気にするようになったら、コミュニケーションも自然と増えて良い効果。
・布カバーがデザイン豊富で可愛い
我が家は比較的安いカバーを購入して使用しているが、カラーも6色あり、カラフルな布カバーを履いている姿はなんとも可愛くて癒されます。
他にも可愛いデザインのものも多くあり、追加購入を検討中。
・布おむつを畳んでいる時がなんとも好き
これはだいぶ好みがあると思いますが、私は家事の中で洗濯物を畳む瞬間が一番好きなので、布おむつを畳む時間はなんとも好きです。
悪かった事
・やっぱり洗濯は手間がかかる
洗濯物を畳むのが好きとはいえ、洗うのはやはり手間だったりします。
うんちが1日に何回も出るとなると、予洗い面倒だなっと思う時もあります・・・
・洗濯物が増える
天気がいい日だったり、乾燥機がある場合はいいのですが、洗濯物が増えると乾くのにも時間がかかります。
冬場や梅雨の時期は部屋干しになる日が多く、ストレスは感じました。
・漏れることが多い
やはり紙おむつに比べると、うっかり長時間替えないと漏れる確率は高いです。
カバーが防水のものだと結構漏れなかったりしますが、輪オムツの吸水力は少なめですし、横漏れに繋がったりします。また、綿100%のカバーだと、より心配しないといけないと思います。
以上。私個人の感想です。
まとめ
私が布おむつを使い始めたきっかけ
・自然保育のすすめ
・布おむつのメリット
・親世代からのすすめ
布おむつの使い方やグッズ
布おむつを1年間使用してみた感想
上記のことを読んで、
紙おむつと布おむつ、結局どっちがいいの?
と思ってしまう方もいると思います。
それは、ママの気持ちがワクワクする方でいい!
布おむつも使ってみたけど、紙おむつのメリットもたくさんある。
最終的には、ママの好みを尊重して欲しいなと思います。