4.5歳のお子さんは身近な疑問に「なんで?なんで?」と質問攻めになることがありますよね。
なぜなぜ期なんて言い方もしますが、物事に興味を示しているとっても大事にしたい時期です。
そんな時に子供の質問にちゃんと答えれないってことありませんか?
私は科学に疎い方なので、子供からの質問に対して、分からないことは「なんでだろうね?」と誤魔化してしまっていました。
このままでは子供にとっても良くないなっと思い、科学絵本を探しました。
SNSなどでも人気の高い「かがくのお話25」シリーズを見つけ、これだ!と思い読んだところ、想像以上に子供の食いつきがよく、大好きな絵本のシリーズになったので、内容を紹介します。
・「かがくのお話25」シリーズが気になっている
・「かがくのお話25」の内容を知りたい
・科学の絵本を探している
・自由研究の題材を探している
ぐんぐん頭の良い子に育つよみきかせ「かがくのお話25」ってどんな本?
身近な「なんで?どうして?」を面白い物語を通して教えてくれる本です。
植物・昆虫・食べ物・動物・暮らし・体・空・地球といった身近なものが題材になっていて、25話のお話が収録されています。
1話が8〜10ページほどの短いお話になっていて、お話の後に図解ページが見開きでついています。
対象年齢は?
対象年齢は3歳から小学生低学年くらいまでの内容です。
読みきかせなら3歳から
1人読みなた6歳からとされています。
お話ページは全てひらがなとカタカナ、
解説ページは漢字まじりですが、全部にルビがふってあります。
「かがくのお話25」が子供にはまる理由
①お話が短めで集中して読むのに丁度いい長さ
②興味をそそるキャラクター設定
③絵のテイストが違うから飽きない
④見開きしやす製本
1、お話が短めで集中して読むのに丁度いい長さ
1話が8ページ〜10ページなので、4〜5分ほどで読めます。
読み聞かせの場合も、
ひとり読みの場合も、
長すぎず、短すぎず、集中して読める丁度いい長さだと思います。
2、興味をそそるキャラクター設定
基本的に虫や食べ物などが擬人化してキャラクターになっています。
擬人化だけでなく、あっと驚く設定になっていて面白いのが特徴です。
例えば、我が家は男の子なので戦隊ヒーローが大好きですが、
なみだはどうして出るの?というお話では、「なみだせんし マモルンダー」が出てきたり、
そばとうどんのちがいって?というお話では、お相撲さんに扮したそばとうどんが出てきたりと、
子供の食いつきがよかったです。
3、絵のテイストが違うから飽きない
25話のお話が入っているからといって、同じような絵なんでしょ?
とこの本を手に取るまでは思っていましたが、違いました。
お話ごとにクレヨンだったり水彩画、色鉛筆など様々な手法、テイストで挿絵が描かれているので飽きがきません。
別の絵本が25冊も入っているようなイメージです。
4、見開きしやす製本
特別な製本がされていて、厚さが2.5cmと分厚いながら見開きしやすい仕様となっています。
ページが開きにくくて「読みにくい!」というストレスが少ないのは嬉しいですよね。
大人にも嬉しいポイント
監修が国立科学博物館
「かがくのお話25」の監修には国立科学博物館が担当されています。
国立科学博物館は東京にある日本最大級の総合科学博物館ですので、信頼感がありますよね。
コスパがいい
お話が25話も入っていて、図解ページもついている。
これだけお話を楽しめて、知識も身につけれる。
内容詰まっていますが、一冊税込で1650円なんです。
絵本一冊でもこのお値段の本もあるので、かなりコスパのいい本になります。
「かがくのお話25」で理解を深めるための使い方
「かがくのお話25」は理解をより深めるために3つのステップを用意しています。
1、お話を読んで興味を持つ
2、図解を見ながら親子で会話する
3、親子で体験して知識を身につける
1、お話を読んで興味を持つ
1つ1つのお話が短いお話になっているので、読み聞かせでもいいですし、
ひとり読みでも読むことができます。
興味のあることのお話を楽しむことができますし、
面白いお話を通して新しいことに興味が湧いたりするきっかけになります。
2、図解を見ながら親子で会話する
図解ページは大人が読んでも「へえ、そうなんだ!」となる知識がもりだくさんな内容です。
子供には少し難しい言葉や表現もありますが、子供が興味をもった「かがく」の深い話を親子ですることができます。
3、親子で体験して知識を身につける
図解ページに「やってみよう!」というコーナーがあります。
親子でできる様々な工作や実験、観察ポイントなども提案しています。
親子で「体験」することで知識がしっかりと身につきます。
夏休みの自由研究題材の参考にもなるのが嬉しいですね。
実際に読み聞かせをした息子の反応
初めは、分厚い本を目の前に「え。。」という表情でした。
中身を見てみると面白そうなイラストや大好きな虫の話があるのを発見し興味を持ちはじめます。
「好きなとこから読んでみよっか」
と聞いてみると、自ら目次を見て「うーん」と考え、まずは大好きな「セミ」のお話。
時期が夏だったので特に「セミ」に興味を持っていました。
「セミのがっしょうたいかい」というお話でセミの種類ごとに歌を披露しながら自分たちを紹介していました。
知っているセミや知らなかったセミが出てきて「このセミこんな鳴き方なんや!」と新しい発見もありました。
実際にセミの鳴き声を聞いて確認してみたり、
セミのオスとメスの見分け方が「やってみよう!」で書いてあったので、捕まえて観察し見分けれるようになったりしました。
その後も、興味のあることから読み進めて、次から次へとお話を読むようになりました。
まずは興味のあることからはじめ、そこまで興味がなかったことも「こんなに面白いんだ!」と知るいいきっかけになったのもこの本のおかげです。
他のシリーズも大人気
「かがくのお話25」シリーズは現在までに6冊発売されています。
・かがくのお話25
・いきもののお話25
・もっと!かがくのお話25
・きょうりゅうのお話20
・むしのお話20
・できるよ!のお話25 最新
一冊ずつでもいいですし、ハマってしまうと全冊集めたくなっちゃいます。
我が家は大好きな「むし」バージョンを追加で購入しました。