みなさんこんにちは、もののんです。
ナチュラルクリーニングが人気になり、
「セスキ」という言葉も聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
「セスキ」は、ナチュラル洗剤の中でも初心者が一番取り入れやすいものなので、
気軽にナチュラルクリーニングを始めることができます。
「セスキ」という言葉を初めて聞いた方も、
詳しくは知らない!もっと知りたい!という方も、
今回は基本の話から、使い方の色々など詳しくご紹介します。
是非、参考になれば幸いです。
目次
セスキってなに?
まずは、「セスキ」ってなに?という基本のお話から。
「セスキ」は「セスキ炭酸ソーダ」という弱アルカリ性の粉末です。
よく知られている「重曹」も弱アルカリ性ですが、
「セスキ」の方がアルカリ性が強く、洗浄力も高いのが特徴です。
ちなみに「セスキ」はph9.8 「重曹」はph8.4 です。
弱アルカリ性の性質を持っているので、
「酸性」の汚れに強いです。
「酸性」の汚れというのは、油汚れや皮脂汚れ、タンパク質汚れなどを指し、家庭の汚れは約8割が「酸性」になります。
なので、「セスキ」を1つ持っていれば、家庭の8割の汚れが落とせるワケなんです。
「セスキ」の良いところ
- 酸性の汚れ(油汚れやタンパク質汚れ)に強い
- 重曹の10倍の洗浄力
- 水に溶けやすい
- コスパ◎
- 肌にやさしい
- 環境にやさしい
- 酸性の汚れ(油汚れやタンパク質汚れ)に強い
先ほどの基本のところでもお話ししたように、「弱アルカリ性」の性質を持つので、「酸性」の汚れに強いです。
油汚れを乳化して、タンパク質を分解してくれるので、シュッとスプレーするだけで、スルスルっと汚れが落ちます。
汗や皮脂、血液などの汚れにも強く、洗濯機にも使えてすすぎも1回で済みます。
重曹と同じ「弱アルカリ性」ですが、「セスキ」の方がphがより高く、洗浄力も高いです。
重曹では落としきれなかった汚れも「セスキ」ならスッキリ落とせます。
重曹に比べると、水に溶けやすいのも特徴です。
冷たい水でもさっと溶けるので、簡単に「セスキ水」が作れて、白いあとも残りにくいです。
重曹の場合、水では溶けにくいので、ぬるま湯を使う必要がありますし、しっかりと溶けていないと白い跡が残ったりします。
その点でも、「セスキ」の方が使い勝手がいいですし、初心者さんにも使いやすいと思います。
最近では、100円ショップでもよく見かけるようになりました。
作っている会社によって細かい違いはあると思いますが、中身はほぼ変わりません。
なので、少量から初めてみたい方にも100円で手に入るなら取り入れやすいですよね。
また、セスキ水を作るのに、水500mlに対して小さじ1のみなので、かなりコスパがいいですよね。
お財布にも優しくて万能なのです。
市販でよく売られている合成洗剤に比べて、「セスキ」は自然由来なので肌にもやさしいです。
入浴剤の材料にも使われていたりしますし、赤ちゃんグッズやペット用品にも安心して使えます。
ですが、重曹に比べるとアルカリ性が強いので、手荒れが気になる方は手袋を推奨します。
上記にもあるように、「セスキ」は自然由来で「無機物」なので、環境への負担が少ない洗剤です。
環境問題やサスティナブルな社会を推進している現代で、ものを選ぶ際に環境のことも考えたいものですよね。
「セスキ」の使い方
セスキの使い方には、粉末のまま使う方法と、「セスキ水」を作って使う方法があります。
主に粉末の場合は洗濯や消臭に、セスキ水は家中の掃除に活躍します。
セスキ水の作り方
セスキ水の作り方は至って簡単です。
500mlに対して小さじ1が目安ですが、100均では250mlのボトルが多かったので、
作りやすい水量で作っています。
完成です。
セスキは重曹に比べると水に溶けやすく、冷たい水でも大丈夫です。
簡単にできるので、忙しい主婦の味方ですよね。
ちなみに、作ったセスキ水は2、3ヶ月、もしくは遅くても半年以内に使い切りましょう。
では、次に我が家でどんなふうに使っているかをご紹介します。
我が家での活用方法
上記で説明したように、セスキは「酸性」の汚れに強いので、
- 油汚れ
- 皮脂
- 手アカ
- ホコリ
- 血液
といった頑固な汚れに効果を発揮します。
そしてこうした汚れは家庭の8割を占めるので、基本的にセスキが1本あれば家中掃除ができちゃいます。
具体的な場所
- キッチン
- 床
- 窓
- 人が触るとこと
- 洗濯物
- お風呂
油汚れに強いので、キッチンのコンロ周りでは本当に大活躍してくれます。
我が家はIHなので、料理の後片付けの際に、シュシュっとセスキ水をスプレーしてサッと拭くだけ。
揚げ物をした日でも、なんのストレスもなく簡単に油汚れが落ちてくれます。
また、キッチンパネルや壁に飛び散った油汚れももちろん落とせます。
時間が経ってしまったしつこい汚れには、スプレーした後15分ほど放置してからラップで擦ったりします。
床も、毎日歩く場所なので、皮脂汚れが付きますよね。
我が家はスリッパを履いていないので、夏場など汗ばむ季節は特に床も汚れやすいです。
なので、こまめにセスキ水を使って床掃除をしています。
お子さんやペットがいるご家庭だと、食べこぼしやよだれ等もあり、床汚れはさらに気になりますよね。
ですが、セスキ水はお子さんやペットにも優しい素材ですので、安心してお使いできます。
我が家では、子供が窓をベタベタと触ってしまったり、口をつけたりしてしまうので、
窓は頻繁に汚れます。
気づいたら手アカがびっしり、なんてことになります。
ですが、セスキ水があるおかげで、窓掃除も苦にならなくなりました。
セスキ水をシュッとスプレーし、いらなくなった古タオルやマイクロファイバーの布巾等で吹くだけで簡単に汚れが落ちます。
また、白のこりもしないので二度拭き不要なのも、嬉しいところですよね。
人が触るところには、必ず手アカが付きます。
あまり目立つ汚れではなくても、よく見ると汚れていますし、衛生面や感染症対策としては、抑えておきたいお掃除ポイントですよね。
特に、我が家では
ドアノブ
リモコン
冷蔵庫のドア
キッチン下の収納
インターフォン
おもちゃ
などに使っています。
リモコンなどの電化製品の場合は故障の原因なってもいけないので、二度拭きをしています。
テーブルもセスキ水を使うこともありますし、食事前にはアルコールを使用しています。
皮脂汚れに強いので、洗濯物でも活躍してくれます。
汚れが少ないときなどに、洗濯洗剤として入れています。
コスパがいいので、節約にもなっています。
また、襟元の汚れが気になるときに、セスキ水をシュッとスプレーしてから洗濯したり、
血液汚れや子供のエプロンなどをつけ置きしたりします。
我が家では、セスキよりもさらにアルカリ性が強い「酸素系漂白剤」を使用しているので、
汚れに具合によって使い分けをしています。
毎日のお風呂掃除にもセスキ水があれば十分できてしまいます。
床や壁、浴槽の皮脂汚れにはセスキ水をスプレーし、スポンジで擦るだけでスッと汚れが落ちてくれます。
市販の入浴洗剤よりもやさしいので、子供にお風呂掃除も頼みやすくなりました。
皮脂汚れには強いセスキですが、水アカには効果がないので、「クエン酸」を併用しています。
また、ピンク汚れなどのカビ防止のために、アルコールで床やパッキン部分を拭き取ったしています。
専用の洗剤を使わなくても、他で使っている洗剤を併用できるのは、収納スペースも空きますし掃除が楽になります。
「セスキ」の注意点
「セスキ」のいいところはたくさんありますが、注意点もあります。
白木・畳・アルミ製品には不向き
白木はシミの可能性
畳、アルミ製品は変色の可能性があります。
また、塗装された木製の家具なども使用には注意なので、
目立たないところで試し拭きをすることをおすすめします。
まとめ
「セスキ」とは、アルカリ性の強い性質を持ち、酸性の汚れに強い.
家庭の汚れの8割は酸性なので、ほとんどの汚れを「セスキ」があれば落とすことができます.
・酸性の汚れ(油汚れやタンパク質汚れ)に強い
・重曹の10倍の洗浄力
・水に溶けやすい
・コスパ◎
・肌にやさしい
・環境にやさしい
・酸性の汚れ(油汚れやタンパク質汚れ)に強い
・油汚れ
・皮脂
・手アカ
・ホコリ
・血液
具体的にこんな場所
- キッチン
- 床
- 窓
- 人が触るとこと
ドアノブ
リモコン
冷蔵庫のドア
キッチン下の収納
インターフォン
おもちゃ - 洗濯物
- お風呂
セスキが1つあれば、本当に家中ピカピカですし、環境にも人にもやさしいのも嬉しいですよね.
我が家でも毎日大活躍しています.
皆さんも、是非セスキ生活始めてみて下さい。
最後まで、ご覧になってくださり、ありがとうございました。