【最新】第3回TSUTAYAえほん大賞ランキング 大賞は『かみはこんなにくちゃくちゃだけど』

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全国のTSUTAYAと蔦屋書店の店員が選ぶ『第3回 TSUTAYA えほん大賞』の受賞式が10月26日、代官山の蔦屋書店で行われました。

大賞は、数多くの大ヒット絵本を生み出しているヨシタケシンスケさんの『かみはこんなにくちゃくちゃだけど』。

2位は鈴木のりたけさんの『大ピンチずかん』、3位は柴田ケイコさんの『パンどろぼうとなぞのフランスパン』でした。

この記事では、

第3回 TSUTAYAえほん大賞』の受賞作品を一挙にご紹介します。

この記事はこんな方におすすめ

・最新のTSUTAYAえほん大賞が気になる方
・絵本選びに迷っている方

是非、参考になさってみてください。

TSUTAYAえほん大賞とは?

TSUTAYAえほん大賞」とは、

全国のTSUTAYA・蔦屋書店の児童書に関わる担当者が、「自分の子どもに読み継ぎたい・語り継いでいきたい50年後も読まれている作品をTSUTAYAで育てていきたい」という願いを込めて、直近1年間に出版された絵本の中から作品を選出する絵本賞です。

※1~10位受賞作は、刊行直近1年間(2021年8月1日〜2022年7月31日刊行)、新人賞作品は新刊刊行直近2年間(2020年8月1日~2022年7月31日刊行)の作品の中から選定。

2022年 第3回TSUTAYAえほん大賞受賞作品

1位 「かみはこんなにくちゃくちゃだけど」

著者ヨシタケシンスケ
出版社白泉社
価格(税込)1100円
ベージ数64ページ
「かみはこんなにくちゃくちゃだけど」基本情報

堂々の大賞は、大人気絵本作家ヨシタケシンスケさんの作品。

MOE絵本屋さん大賞2020第1位を受賞した『あつかったら ぬげばいい』の姉妹編。
2022年「未来屋えほん大賞」の4位にも選ばれています。

こんな時代だけど、日常の小さな幸せを見つけれた。
うまくいかない毎日だけど、ちょっと勇気が湧いてくる。
そっと背中を押してくれる、大人にも子供にも読んでほしい一冊です。

2位 「大ピンチずかん」

著者鈴木のりたけ
出版社小学館
価格(税込)1650円
ページ数48ページ
「大ピンチずかん」の基本情報

我が家でも大好きな鈴木のりたけさんの「大ピンチずかん」。

2022年の「第6回未来屋えほん大賞」の大賞を受賞されています。

日常のあらゆるピンチをランクごとに紹介しているユニークなずかん。

一見真面目そうなずかんに見えて、中身は笑いなしには読めません。
「あるあるー!」と子供と大爆笑しながら読みましたし、鈴木さんのイラストとまた絶妙に面白いんです。

この一冊を読んで鈴木さんのファンになること間違いなしです。

面白いだけでなく、ちょっと役になったり、心温まるラストも必見。

この記事↓でも紹介しています。

3位 「パンどろぼうとなぞのフランスパン」

著者柴田ケイコ
出版社KADOKAWA
価格1430円
ページ数32ページ
「パンどろぼうとなぞのフランスパン」基本情報

シュールでおちゃめな面白い絵本「パンどろぼう」シリーズの第3弾が3位に入賞。

パンどろぼう、それは世界中のおいしいパンを探しもとめる大どろぼう。
パン屋のおじさんにさとされて、りっぱなパン職人になりました。
ところが、森のパン屋にしのびよる、なが~い影が……?
パンどろぼう最大のピンチ到来!?

出版社より

シュールな「パンどろぼう」たちの表情も子の絵本の醍醐味。
絵本の隅々までネタが描かれていて、何度読んでも楽しめます!
パン愛に溢れた一冊です。

第5回未来屋えほん大賞 大賞を受賞しています。

ちなみに

他のシリーズ絵本も多数の絵本賞を受賞!
◎第11回リブロ絵本大賞 大賞
『パンどろぼう』
◎第1回TSUTAYAえほん大賞 1位
『パンどろぼうvsにせパンどろぼう』

4位 「さかなくん」

著者しおたに まみこ
出版社偕成社
価格(税込)1430円
ページ数32ページ
「さかなくん」の基本情報

さかなくんは、さかなですから水の中で暮らしています。
小学校に行くときは、ゴムのズボンをはいて、水でいっぱいのヘルメットをかぶって、ひれにはクリームを塗って……と、ひと仕事。でもきゅっきゅと歩いて通う小学校をさかなくんは好きなのです。
ただ、ひとつ、体育の時間だけはきらいでした。なぜなら、さかなくんは走るのが苦手だから……。
さかなくんの暮らす世界を魅力的に描ききった一作。
私たちと同じようなごく普通の毎日だけど、どこかちがう、そんな世界をたっぷり味わえます。

出版社より

小学生のさかなくんの世界を繊細に描いたユーモアな作品。
第27回日本絵本賞大賞を受賞した「たまごのはなし」の著者であるしおたにまみこさんが描く優しい気持ちになれる絵本です。

シュールで面白い場面もありながら、もし自分がさかなくんやさかなくんのクラスメートだったらどう思うのかなと想像して考えたい物語でした。
自分達とは違う人や環境のことをお互いに理解し合うのは、ちょっと勇気がいることだけど、きっと分かり合える。
お互いの思いやりって大切だな。


そんなメッセージが込められた素敵な絵本です。

5位 「戦争をやめた人たち 1914年のクリスマス休戦」

著者鈴木まもる
出版社あすなろ書房
価格(税込)1630円
ページ数32ページ
「戦争をやめた人たち」基本情報

小学生中学年向けのお話です。

『この絵本の「あとがき」の絵を描いている時に、プーチン大統領のウクライナ侵攻が始まりました。
まだ「戦争」を始める人間がいる現実に愕然としつつ、戦争よりも強い人のやさしさと想像力が描きたくて、絵を完成させました。』(鈴木まもる「制作ノート」より)
今から100年以上前の1914年、7月。ヨーロッパをはじめ、多くの国をまきこむ戦争がはじまりました。
第一次世界大戦です。これは、戦争がはじまった5か月後の12月24日の夜に、フランスやベルギーにせめこむドイツ軍と、むかえうつイギリス軍との最前線で実際に起こったお話です。

出版社より

こんな時代だからこそ、子供たちに読んでほしい一冊。
「戦争」と「平和」いま一度、家族で考えてみるきっかけになるかもしれません。

6位 「ひよこは にげます」

著者五味太郎
出版社福音館書店
価格990円
ページ数24ページ
「ひよこは にげます」基本情報

読んであげるなら2歳から。
五味太郎さんの独特の色彩で描くかわいいひよこの絵本です。

『きんぎょが にげた』から40年!今度はひよこがにげています。
我が家でも子供が小さい頃から読み聞かせていた「きんぎょが にげた」ですが、「ひよこが にげます」はひよこのリズムや疾走感がありまた違う面白さがあります。

シンプルな構成なので、2歳くらいの小さいお子さんでも楽しめる絵本です。

7位 「ねこいる!」

著者たなか ひかる
出版社ポプラ社
価格1595円
ページ数32ページ
「ねこいる!」の基本情報

ねこがいるのか、いないのか。ただそれだけ!
ナンセンスな展開と言葉の繰り返しが、子どもたちの笑いのツボをを刺激します。

出版社より

「ねこいる!」と繰り返す言葉と、次々と起こる展開に子供たちがどんどん引き込まれる世界観の絵本です。

ただ、ねこがいるか、いないのか。それだけなんですが、斬新な切り口に驚かされますよ。

第6回未来屋えほん大賞の3位にも選ばれています。

8位 「ドーナツペンタくん」

著者柴田ケイコ
出版社白泉社
価格1320円
ページ数32ページ
「ドーナツペンタくん」の基本情報

ペンギンのペンタくんは、移動販売のドーナツ屋さん。
頭にかぶったドーナツがトレードマークです。
あげたてのドーナツが自慢のペンタくんのお店に集まってきた、たくさんのお客さんたち。
「ぼくの かおの ドーナツつくってよ」と次々にお願いされたペンタくん。
真夏の海水浴場で、大忙しのペンタくんの奮闘をお楽しみください。
「パンどろぼう」シリーズ(KADOKAWA)、「ぽめちゃん」シリーズ(白泉社)などで今、注目を集める絵本作家、柴田ケイコさんの最新作。

出版社より

TSUTAYA絵本大賞3位を受賞した『パンどろぼうとなぞのフランスパン』著者でもある柴田ケイコさんの最新作。

柴田ケイコさんの柔らかいイラストに癒されますし、とにかくペンタくんがかわいい。

9位 「あなたがうまれたとき」

著者作/くさかみなこ  絵/横須賀香 
出版社小学館
価格1320円
ページ数29ページ
「あなたがうまれたとき」基本情報

生まれてきてくれてありがとうを伝える本
あなたが うまれたとき……
あなたが はじめて めを あけたとき……
あなたが はじめて わらったとき……
あなたが はじめて ないたとき……
あなたが はじめて……
ぜんぶ おぼえています

うまれてきてくれて ありがとう

子どもが生まれたときから、初めて笑ったとき、初めて熱を出したとき・・・。子どもの成長過程で感じる母親のとまどいや愛情を素直に表現した絵本。
子どもと一緒に読んでほしい一冊です。

出版社より

小学生頃のお子さんにプレゼントにもおすすめの一冊。
あなたが生まれてきてから、1日1日がこうして愛に溢れていたことを伝えてくれる優しい絵本です。
子育てをしている人なら誰もが共感することばかりで、私は自分の子供と重ね合わせて涙が出てきました。

是非、子供と一緒に読んでほしいです。

気になった方は、出版社HPから試し読みができます↓

10位 「ゆかしたのワニ」

著者文/ねじめ 正一  絵/コマツ シンヤ
出版社福音館書店
価格(税込)990円
ページ数32ページ
「ゆかしたのワニ」の基本情報

僕の家の床下にはワニがいる。
僕は夜になると大きな歯ブラシやバケツを持って、ワニの歯磨きをしに降りてゆく。
床下のワニは巨大で、大きく開けた口はまるで洞窟のよう。
奥歯を磨くときはワニの口の中に入らないといけないけれど、危なくなっても七つ道具があるから大丈夫。
日常と地続きの、ちょっとスリリングで不思議な世界。

出版社より

2018年の「こどものとも 年中向き」の月刊絵本でしたが、人気により単行本での発売になりました。

僕の家の床下にワニがいるというスリリングな設定から始まります。
ワニの歯を磨くために僕が七つの道具を使って奮闘する姿、「子の子を食べないようにしよう」と必死に頑張るワニの葛藤も見どころです。

ちょっと不思議な世界ですが、どんどん引き込まれる物語です。

実は絵本の完成まで6年かかったそうです。(インタビュー 
リアルで緻密なえと、詩人のねじめさんの言葉がそのこだわりを感じさせますね。

新人賞 「なみのいちにち」

著者阿部 結
出版社ほるぷ出版
価格(税込)1980円
ページ数40ページ
「なみのいちにち」基本情報

さん ささーん。わたしは、波。波の1日は忙しい。
朝一番で船を沖へと送り出し、さざ波で泣く子をあやす。
いたずら小僧と鬼ごっこした後は、海水浴で賑わう浜辺で大はしゃぎ。
昼下がり、まどろみから目をさましたら。海ってほら、不思議な出会いがあるでしょう。
あなたも海へ来れば、きっとわかるはず。
そして、夕陽が沈み、闇がきて、満月が顔を出すとき…? 

海の町で育った注目の新進作家・阿部結が、詩情豊に描き出す、やさしく、美しい海の絵本。

出版社より

ユーザー1000万人の絵本情報サイトNEXTプラチナブックに選書されています。

朝日に照らされたキラキラと輝くなみ、昼下がりにはまた表情を変えた姿。
なみの1日と共に描かれる海の町の景色が美しい一冊です。

気になった方は、

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