こんにちは、絵本大好きもののんです。
我が家では、絵本を読み聞かせるときに、なるべくインパクトがあって面白い絵本を始めに読むようにしています。
そうすると、子供たちはグッと絵本に集中してくれます。
絵本にあまり興味を持っていない子も、
「ん?面白そうだな!?」
と興味を示してくれるきっかけになるんです。
今回は、実際に我が家で読み聞かせて、特にウケが良かった「面白い絵本」を7冊ご紹介します。
幼児から小学校低学年くらいまで楽しめて、大人も思わず笑ってしまうような名作ばかりです。
是非、絵本の読み聞かせの参考にしてみてください。
現役ママが厳選!つかみはバッチリの面白い絵本7選
1、もうぬげない
作:ヨシタケシンスケ
出版社:ブロンズ新社
発行年:2015年
定価:1078円(税込)
ページ数:28ページ
1ページ目をめくると、もう衝撃が広がります。
ぼくがどういう状況なのか、一瞬で理解し、子供も大爆笑。
服がぬげなくなってしまったぼく。
もう一生このままなのかな。
でも、服がぬげなくたってもいい。
ぼくはこのまま生きていく。
服がぬげなくたって、できることはある!と、ここからヨシタケさんワールドが炸裂します。
日常のあるある話を、それだけでは終わらせず、ユニークに深堀してくれるヨシタケさん。
そんな考えがあったのか!と発見もありますし、
読んでいるだけで、頭がやらかくなるような柔軟な発想が豊かです。
最後の2段オチがかなりの衝撃で、何度読んでも大爆笑の1冊です。
・大人気絵本作家ヨシタケさんワールド炸裂の内容
・子供の気持ちが分かる
・最後の2段オチがおもしろすぎてクセになる
2、じゃない
作:チョーヒカル
出版社:フレーベル館
発行年:2019年
定価:1540円(税込)
ページ数:32ページ
バナナ・・・じゃなくてきゅうり!?
出版社より
みかん・・・じゃなくてトマト!?
固定概念を覆す、不思議なたべものの数々。
発想の転換力、想像力を育む、新感覚のたべもの写真絵本!
表紙のインパクトが大きく、子供たちも読む前から興味津々になる1冊。
ページをめくるたびに、「え〜!?」と衝撃が走ります。
読んでいる子供たちだけでなく、大人もどんどん前のめりになって見てしまいます。
言葉数も少ないので、読みやすいですし、小さいお子さんから楽しめます。
絵本読みの導入にはぴったりな1冊です。
・表紙から読み聞かせのつかみはバッチリ!
・発想の転換力や想像力を育んでくれる
・言葉数少なめで、年齢の小さいお子さんも◎
3、うえきばちです
作:川端 誠
出版社:BL出版
発行年:2007年
定価:1430円(税込)
ページ数:24ページ
うえきばちがありました。土を入れて、好きなものを植えてみました。
出版社より
さて、いったい何が出てくるでしょうか?
ゆっくりと、そしておおまじめに、みんなで、この絵本を開き読んでみてください。
笑いがこみ上げてくる絵本です。
可愛らしい植木鉢の表紙からは想像もできないようなインパクトのある怖い絵本です。
ダジャレを理解できるようになる4歳から小学生低学年くらいのお子さんなら、大ウケすること間違いなしです。
ゆっくりと、おおまじめに、一呼吸置いてからページをめくってみてください。
きっと衝撃が走りますし、笑いが込み上げてきますよ!
短い本ですので、つかみにはバッチリのおすすめ絵本です。
4、いいから いいから
作:長谷川 義史
出版社:絵本館
発行年:2006年
定価:1430円(税込)
ページ数:24ページ
ぼくの家に突然やってきたかみなりの親子と、何ごとも「いいからいいから」と受け止めるおじいちゃん。
トンデモナイ展開になっていきますが、
とにかくおじいちゃんは
「いいからいいから」
と、満面の笑みで言うのです。
おじいちゃんのおおらかな表情になんだか大丈夫な気がしてきます。
これを読むと何ごとも大丈夫な気がして、「いいからいいから」と言ってみたくなります。
毎日イライラしている大人の心にも刺さる絵本だと思います。
面白さの中にあたたかみがあって、子供たちにも印象に残る1冊です。
5、大ピンチずかん
作:鈴木のりたけ
出版社:小学館
発行年:2022年
定価:1650円(税込)
ページ数:48ージ
2022年に発行された最新の人気図鑑絵本。
面白い絵本をたくさん作られている、我が家でも大好きな鈴木のりたけさんの作品です。
日常生活を送っていると、大ピンチになることが必ずあります。
そんな大ピンチを知っていれば、いつ大ピンチが来てもこわくない!
子供が出あうであろう大ピンチを、図鑑のようにさまざまな方向から紹介しています。
親子で「あるある〜!」と共感しながら、似ている大ピンチや解決策を知ることができます。
大真面目な面白図鑑で、最後はなんだか感動も。
のりたけさんワールドの虜になっちゃう1冊です。
絵本読みの導入というよりは、メインになってじっくり読みたくなる図鑑です。
・大人気絵本作家の鈴木のりたけさんの最新図鑑絵本
・面白いだけでなくてちょっぴり役に立つ
・親子で楽しめる人生の教科書?のような図鑑
6、タタタタ
作・絵:りとう ようい
出版社:鈴木出版
発行年:2019年
定価:1430円(税込)
ページ数:24ページ
チーターが走っています。
出版社より
チーターの姿に気がついたガゼルがおびえています。
でも、あれれ?
ガゼルを飛び越していきました。
チーターはいったいどこへいくの?
こちらの絵本は3、4歳の幼児の子にウケがいい絵本です。
サバンナを全速力で走り抜けるチーターが向かった先は?
最後の最後のオチに子供も大人も衝撃を受けます!
言葉数も少なく、読みやすいので、小さいお子さんでも楽しめます。
また、絵のアングルがとても良く、その場にいるような臨場感を与えてくれます。
絵本読みの導入としてはもってこいの1冊になると思います。
・言葉数も少なく、絵の臨場感がある
・幼児にウケがよく、絵本読み聞かせの導入に◎
・最後のオチが大人も子供も衝撃的
7、大名行列
作:シゲリ カツヒコ
出版社:小学館
発行年:2018年
定価:1430円(税込)
ページ数:32ページ
びっくりの行列がどんどん続く!
出版社より
「したに~、したに~」の声が響く大名行列。いかめしいお侍さんの行列・・・と思いきや、
馬が巨大化? あら、団子屋さんで休憩?
いやいや、妖怪、マンモス、恐竜に宇宙人まで出てくるよ!?
いったいこの行列はどうなって、どこに行くの?
詳細な武士の姿は超リアルなだけに、変化していく姿もリアルで何とも不思議。
ただ眺めているだけで飽きない、おもしろ不思議絵本。
一目見た時は、大名行列について解説してくれる絵本かな?と思っていましたが、
読み進めていくうちに「ん?あれ?」「あれれ?」とワクワクさせてくれました。
最後のオチには「なんだ〜!」と大声を出したくなる程の衝撃を受けました。
シゲリさんのリアルで繊細な絵のおかげて、見ているだけでも楽しくなっちゃいますし、
次は何かな?何かな?とドキドキワクワクさせてくれる絵本です。
小さいお子さんから小学生まで幅広く楽しめる1冊です。
・ワクワクドキドキさせてくれる仕掛け絵本
・リアルで繊細な絵でその場にいるような臨場感を味わえる
・年齢の小さいお子さんから小学生まで幅広く楽しめる
まとめ
今回は、幼児から小学生低学年向けに「面白い絵本」と7冊ご紹介しました。
面白い絵本はまだまだたくさんありますし、今回ご紹介した絵本はごく一部です。
我が家で特にウケの良かったものを厳選していますが、あくまで個人的意見ですので、ご理解ください。
・もうぬげない
・じゃない
・うえきばちです
・いいから いいから
・大ピンチずかん
・タタタタ
・大名行列
少しでも、参考になれば幸いです。